「安全鋼板は仮囲いに使える?」「設置方法や費用が知りたい」このようにお悩みではありませんか?安全鋼板は、強度や耐久性が求められる仮囲いに適した資材です。本記事では安全鋼板の種類、価格相場、選び方を解説します。フラットパネルとの違いや、具体的な設置方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
安全鋼板とは?
安全鋼板とは高い強度と耐久性を持つスチール製の板です。建設現場や工事現場で、安全確保や防犯対策として設置される仮囲いに使用されます。安全鋼板による仮囲いの基準は、原則以下のとおりです。
【安全鋼板の仮囲いに関する基準】
- 高さ13mもしくは軒の高さが9mを超える木造の建築物
- 2階建て以上で木造以外の建築物
また、仮囲いは地盤面からの高さを、1.8m以上確保しなくてはいけません。ただし、他の囲いがある場合や道路や人通りのある場所から離れている場合は、仮囲いを設置しなくてよいケースもあります。
安全鋼板の役割
仮囲いとしての安全鋼板の主な役割は、以下のとおりです。
【安全鋼板の主な役割】
- 安全対策
- 防音対策
- 景観保護対策
安全鋼板で仮囲いを設置することで、作業員以外の立ち入りを防げます。また、資材がはみ出したり、工事で発生する粉塵の飛散を防いだりするのにも効果的です。さらに、安全鋼板で仮囲いを設置すれば、防音対策もできるため、近隣住民からのクレーム対策にも効果が期待できます。
工事現場を物理的に隠すことで、周辺の景観を保護する役割もあります。このように、安全鋼板は工事現場には欠かせない存在です。
安全鋼板の特徴
安全鋼板は、耐久性と安全性に優れている点が特徴です。スチール製の板に加工を施すことで、さまざまな機能が向上します。たとえば、ガルバリウムをメッキすれば防錆性が向上し、パンチングを施せば軽量性と耐風性が向上します。
また、関係者以外の立ち入りや工事で発生する粉塵を防ぐことで、安全性も確保できるでしょう。軽量で施工性に優れているため、設置や解体もスムーズです。さらに、耐久性があるため、長期間の使用や繰り返して使用できます。耐久性と安全性、さらには経済的にも優れている部材と言えるでしょう。
安全鋼板の素材の種類
安全鋼板は、素材によって主に以下の4種類に分類されます。
【安全鋼板の種類】
| 亜鉛メッキ安全鋼板 | ガルバリウム安全鋼板 | カラー安全鋼板 | パンチング安全鋼板 | |
| 素材 | 亜鉛メッキ | 亜鉛メッキ(アルミ入り) | 亜鉛メッキ | 亜鉛メッキ |
| コスト | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 耐久性 | 〇 | ◎ (亜鉛の防錆性+アルミの耐食性) | 〇 | 〇 |
| 防錆性 | 〇 | ◎ | ◎ (亜鉛塗装と裏面塗装のダブル塗装) | 〇 |
| 施工性 | △ | △ | △ | 〇 (パンチングによる軽量化) |
| 美観性 | △ | 〇 (防錆性能で美観性が損なわれにくい) | ◎ (周囲の環境になじむ) | △ |
| 安全性 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ (外から中を確認できる) |
| 特徴 | ・安全鋼板の中でもっとも安価 | ・耐久性や防錆性に優れている ・塩害地域でも使える | ・景観が重視される現場で活躍する ・防錆性に優れている | ・強風や台風に耐えられる ・通気性がよい ・軽量 ・視認性に優れている |
それぞれ詳しく解説していくので、現場にあった安全鋼板が見つかるはずです。
亜鉛メッキ安全鋼板
亜鉛メッキ安全鋼板は、強度と耐久性に優れた安全鋼板です。亜鉛は空気や水に触れると保護膜を形成するのですが、この保護膜は犠牲防食作用を持っています。犠牲防食作用とは、下地(ここでは鋼板)よりも先に上地(ここでは亜鉛)が腐食することで、下地が守られる仕組みです。つまり、亜鉛の犠牲防食作用により、鋼板は錆びにくくなります。
また、安全鋼板の中でもっとも安価なため、コストを抑えたい場合にもおすすめです。ただし、見た目はスチールそのままの色で、やや工業的な印象があります。見た目を重視しない現場であれば問題ありませんが、都市部や商業施設には不向きなケースもあります。
ガルバリウム安全鋼板
ガルバリウム安全鋼板は、より耐久性に優れた安全鋼板です。ガルバリウムとはアルミ・亜鉛・シリコンでめっきされた金属です。ガルバリウム鋼板は、亜鉛の防錆性とアルミの耐食性の両方を兼ね備えているため、通常の安全鋼板よりも耐久性に優れています。
アルミは常温で酸化し、表面に酸化膜を作ります。酸化膜が腐食を防いでくれるので、高い耐食性を持つという仕組みです。防錆性と耐食性に優れているため、塩害が懸念される地域でも、力を発揮してくれます。
安全鋼板を長期間利用するケースや、塩害が懸念される沿岸部で仮囲いを行うケースにおすすめです。ただし、ガルバリウム安全鋼板は薄い素材であるため、外からの衝撃や遮音性には注意しましょう。
カラー安全鋼板
カラー安全鋼板とは、通常の安全鋼板にカラー塗装を施した製品です。亜鉛の防錆性とカラー塗装による保護効果で、二重の防錆効果が期待できます。従来は現場で塗装が必要でしたが、現在は最初から塗装されている鋼板が販売されているため、手間が省けるでしょう。
また、現場の景観に合わせたカラーを選択すれば、見栄えもよくなるので、工事現場の無機質なイメージを払拭できます。さらに、企業のイメージカラーやロゴをプリントすれば、自社の訴求にもつながるでしょう。耐久性とデザイン性の両方が求められる現場におすすめです。
パンチング安全鋼板
パンチング安全鋼板とは、無数の小さな穴が空いた安全鋼板です。無数の小さな穴が風圧を逃がしてくれるので、強風や台風でも安全鋼板の転倒を防げます。特に規模の大きい工事現場では、安全鋼板の施工距離が延びます。その分安全鋼板が受ける風圧も強くなり、転倒の可能性が高まるため、パンチング鋼板がおすすめです。
また、パンチングにより軽量化されているので、施工性にも優れています。さらに、通気性が向上するため、夏場の快適性が保たれたり、資材の腐敗を防いだりもできるのです。外から現場を確認できるため、安全性が向上するというメリットもあります。
安全鋼板とフラットパネルの違い
現在、仮囲いには美観性や汎用性に優れているフラットパネルが主流です。しかし、用途や現場によっては、安全鋼板も活躍しています。それぞれの主な違いは以下のとおりです。
【安全鋼板とフラットパネルの違い】
| 項目 | 安全鋼板 | フラットパネル |
| 概要 | 亜鉛メッキ鋼板やガルバリウム鋼板などを使用した汎用的な仮囲い。強度と耐久性を重視した仕様。 | 表面が平らで凹凸の少ない仮囲い。通行側(道路側)に金具が見えない構造で、景観と安全性を重視したタイプ。 |
| 主な用途 | 長期工事や重機の出入りが多い現場など。 | 都市部や商業施設など、見た目や印象を重視する現場に採用される。 |
| 外観 | やや工業的な印象。 | 表面がフラットで統一感があり、広告掲出やブランドイメージの演出にも対応。 |
| 強度・耐久性 | 鋼板そのもののため強度・耐久性が高く、風圧や衝撃にも強い。 | 鋼板のため強度が高く、風や衝撃にも強い。 |
| コスト | 比較的コストを抑えやすく、標準的な仮囲いとして広く使われる。 | 外観にこだわった設計のため、やや高めになる傾向がある。 |
| 重さ・作業性 | 板厚の種類により重量は異なる。重量自体はフラットパネルとあまり変わらない。設置、撤去の手間はフラットパネルと変わらない。 | 板厚の種類により重量は異なる。重量自体は安全鋼板とあまり変わらない。設置、撤去の手間は安全鋼板と変わらない。 |
| 向いている現場 | 長期工事・強風地域・資材搬入が多い現場など。 | 景観重視・広告掲出・歩行者の多いエリアなど。 |
上記の表を参考に、現場に適した素材で仮囲いを設置しましょう。
安全鋼板の厚み
安全鋼板は0.8mmと1.2mmの2種類が主流です。それぞれ以下のような特徴があります。
【安全鋼板の厚みによる違い】
| 厚さ | 0.8mm | 1.2mm |
| 特徴 | ・軽量で施工性に優れる ・単価が安い | ・強度や耐久性に優れる ・単価が高い |
| 向いている場面 | ・単発利用 ・短期利用 ・資材置き場の仮囲い ・頻繁な利用や設置のある現場 | ・反復利用 ・長期利用 ・風が強い地域 ・人通りの多い現場 |
0.8mmは短期間の工事や簡易的な工事、1.2mmは長期間の工事や強度が求められる現場に向いています。高さは2.0m〜4.0mから選べます。会社によっては、長さを特注することも可能です。厚みと高さが増えるにつれて、単価や重量が上がります。
また、厚みと高さに比例して施工性は低くなっていくため、加減の調整が必要です。現場に適した厚さや高さを選択しましょう。
安全鋼板の価格相場
安全鋼板の価格相場を、代表的な厚みと長さの組み合わせで紹介します。
【安全鋼板の価格相場】
| 亜鉛メッキ安全鋼板 | ガルバリウム安全鋼板 | カラー安全鋼板 (白) | パンチング安全鋼板(亜鉛メッキパンチング鋼板) | |
| 0.8mm×2.0m(税別) | 1,600円 | – | – | – |
| 0.8mm×3.0m | 2,400円 | – | – | – |
| 1.2mm×2.0m | 2,390円 3,250円 | 3,840円~ 3,980円 | 3,830円~ 4213円 | 6,000円~ 7,000円 |
| 1.2mm×3.0m | 3,550円 | 5,693円~ 5,950円 | 5,720円~ 6,253円 | 7,100円~ 8,100円 |
※安全鋼板1枚の価格・税別
※送料や設置料は含みません
また、安全鋼板の価格相場を知るために、フラットパネルとの違いも紹介します。
| 安全鋼板(亜鉛メッキ) | 1,600円~2,400円 |
| フラットパネル | 2,400円~3,600円 |
※1.2mm×2.0m
※安全鋼板1枚の価格・税別
※送料や設置料は含みません
このように安全鋼板は、フラットパネルに比べて、単価が安価です。使用する枚数が多くなるにつれて、コストパフォーマンスが高くなるでしょう。安全鋼板は機能性が追加されると、その分価格も高いです。また、ほとんどの製品は、上記の料金に加えて送料などの手数料がかかるため、事前に確認しておきましょう。
安全鋼板で仮囲いをするメリット
安全鋼板は仮囲いの定番として活用されてきましたが、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは安全鋼板で仮囲いをするメリットを詳しく解説します。耐久性、安全性、コストパフォーマンスについてわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
耐久性が高く長期使用できる
安全鋼板のメリットは耐久性の高さです。鋼板とは、鉄に炭素やマンガンなどを加えた合金を、板状に伸ばしたものです。鉄に炭素を加えることで、強度や加工性が向上します。
同じく仮囲いにはフラットパネルも使用されますが、安全鋼板の方がより耐久性や安全性に特化しています。強風が吹いたり、重機との接触があったりしても、凹みや破損が生じにくい点が強みです。
適切にメンテナンスを行えば、頻繁に交換する必要がなく、複数の現場で再利用できます。長期的に見れば、高いコストパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。さまざまな現場で仮囲いを設置する場合や、仮囲いにかかる費用を抑えたい場合におすすめです。
過酷な環境でも安全性が高い
安全鋼板は耐久性と強度に優れているため、風による転倒や劣化によるリスクなどを減らせます。また、パンチング加工が施された安全鋼板なら、強風が懸念される地域でも利用可能です。無数の穴が風圧を逃がすことで、転倒による事故を防いでくれます。
さらに、ガルバリウム鋼板なら、沿岸地域での工事でも安心です。亜鉛の防錆性とアルミの耐食性が、塩害を防いでくれます。安全鋼板は、過酷な環境でも作業者や通行人を守ってくれる仮囲いを探している方におすすめです。ただし、傷や穴ができてしまった場合は、そこからサビが広がってしまう可能性もあるため、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
仮囲い鋼板の中でもっとも安価
安全鋼板は仮囲いの中でもっとも安価なため、初期費用を抑えられます。フラットパネル1枚の相場が3,500円~4,060円なのに対して、安全鋼板(亜鉛メッキ)2,390円〜3,250円なため、低コストです。※1.2mm×2.0mの場合
また、耐久性に優れており長期的に利用できるため、初期費用だけでなく長期的なコストパフォーマンスにも優れています。ただし、見た目が無機質で、重さがあるため施工が大変という点がデメリットです。安全鋼板は、見た目を重視しない現場や、コストを抑えて仮囲いを設置したい場合に活躍するでしょう。
安全鋼板を選ぶ際のチェックポイント
安全鋼板を選ぶ際のチェックポイントを4つ紹介します。安全鋼板選びで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
1.強度と安定性
安全鋼板にかかせないのが強度と安定性です。安全鋼板全般に一定の強度や安定性はありますが、製品によって度合いが異なります。安全鋼板の強度や安定性を確認する上で大切なのが、試験データやJIS規格対応の有無です。
安全鋼板の製品の中には、耐久性などのデータ試験にクリアしている製品があります。代表的な試験が暴露(ばくろ)試験です。暴露試験とは、自然環境の中で、製品の耐久性や経時変化を評価する試験です。暴露試験が行われていれば、一定の耐久性や信頼性があると言えます。
また、JIS規格への対応有無も大切です。JIS規格とは、日本製品の品質や安全性を統一するためのルールです。JIS規格に対応していれば、一定の品質や安全性が保証されます。安全鋼板を選ぶ際は、データ試験やJIS規格について確認してみてください。
2.防錆性能
安全鋼板は、防錆性能も重要です。錆びが進行すると、強度が下がり、穴が空いたり崩れたりしてしまいます。防錆性能に優れている安全鋼板を判断する基準は以下のとおりです。
【安全鋼板の防錆性能を判断する基準】
- 表面加工
- 試験データ
- 厚さ
安全鋼板は元々錆びにくい仮設材ですが、表面加工を施すことで、さらに防錆性能が向上します。特におすすめなのは、ガルバリウム安全鋼板とカラー安全鋼板です。また、防錆に関する試験データがあれば、一定の防錆性能が期待できるでしょう。
さらに、錆びにくさと直接の関係はありませんが、安全鋼板の厚さも大切です。安全鋼板が厚ければ、もし錆びて小さな穴が空いたとしても、貫通までに余裕があるため致命傷になりません。
3.設置環境との相性
各安全鋼板と相性のよい現場は、以下のとおりです。
【各安全鋼板と相性のよい現場】
- 亜鉛メッキ安全鋼板→見た目を気にしない現場
- ガルバリウム安全鋼板→塩害が懸念される現場
- カラー安全鋼板→景観が重視される現場
- パンチング安全鋼板→強風や台風が懸念される現場
亜鉛メッキ安全鋼板はもっとも安価なため、特に制約のない現場であれば、コストを抑えられるのでおすすめです。塩害が懸念される沿岸地域の現場では、防錆性と耐食性に優れたガルバリウム鋼板がよいでしょう。
また、周囲の景観との調和が求められる現場では、景観に合わせて色や柄を調整できるカラー安全鋼板が便利です。強風や台風が懸念される現場では、風圧を逃がす加工が施されたパンチング安全鋼板を利用しましょう。
4. コストとメンテナンス性
コストとメンテナンス性も忘れてはいけません。安全鋼板は主に0.8mmと1.2mmにわかれます。ヤードや資材置き場の囲いなど短期的な利用なら0.8mm、長期間の工事や繰り返し使用する場合は1.2mmがおすすめです。単価は0.8mmの方が安いですが、1.2mmは何度も繰り返し使用できるため、長期的に見ればコストを抑えられます。
また、メンテナンス性を重視する場合は、ガルバリウム鋼板がおすすめです。防錆性と耐食性に優れているので、メンテナンスを簡易化できます。しかし、メンテナンスフリーではないため、注意が必要です。
安全鋼板の用途別の選び方
安全鋼板のチェックポイントを解説したところで、次に用途別の選び方を解説します。用途に合わせた安全鋼板を選ぶことで、より恩恵を受けられるので、ぜひ参考にしてください。
建設現場の仮囲いに使う場合
建設現場の仮囲いに安全鋼板を使う場合は、高さや耐風圧の基準を満たす製品を選びましょう。安全鋼板による仮囲いは、地盤面からの高さを1.8m以上確保しなくてはいけません。しかし、ほとんどの安全鋼板は2.0m以上で販売されているため、過度な心配は不要です。購入前の確認を心がけましょう。
また、耐風圧のチェックも大切です。安全鋼板が風圧に耐えられないと、転倒し、事故が起こってしまう可能性があります。特に風の強い地域や台風が発生しやすい地域では、風圧を緩和できるパンチング安全鋼板がおすすめです。繰り返し使用する場合は、耐久性の高い1.2mm厚を選ぶようにしましょう。
イベント・展示会など短期間設置の場合
安全鋼板には0.8mmタイプと1.2mmタイプがありますが、短期間で安全鋼板を設置する場合は、0.8mmタイプがおすすめです。軽量で取り扱いが容易なため、スムーズな設置や移動が求められる現場に適しています。特にイベントや展示会では、安全鋼板の設置や移動が頻繁に発生すると想定されるため、おすすめです。
また、屋内であれば風などもないため、そこまでの強度も求められません。より軽量で施工性に優れた0.8mmタイプを選択するのがよいでしょう。さらに、短期間での利用であれば、0.8mmタイプの方が初期費用を抑えられます。
安全鋼板の仮囲いの設置方法
今回は仮囲いでもっとも一般的な設置方法を紹介します。設置前の準備から最終確認まで詳しく解説するので、実際に設置するイメージの参考にしてください。
1. 設置前の準備
まずは、設置前の準備を行います。主な準備は以下のとおりです。
【設置前の準備】
- 地盤状態の確認
- 風の影響の確認
- 必要な資材の確認
- 手袋やヘルメットの装着
仮囲いを設置する前に、地盤の状態や風の影響を確認しましょう。地盤が緩んでいる現場や風の強い現場では、どれだけしっかり仮囲いを設置しても、仮囲いが倒壊してしまう可能性があります。
また、必要な資材のチェックも大切です。資材が足りないとわかった時点で注文しても、すぐに届くとは限りません。事前にチェックすることで、スムーズに作業を進めましょう。作業員は怪我を防ぐために、手袋やヘルメットを着用してください。
2. 支柱の設置
次に支柱の設置を行います。支柱を設置する土台を作るため、単管パイプを地中に打ち込みましょう。深く打ち込むために、ハンマーや杭打機を利用するのがおすすめです。単管パイプを打ち込んだら、そこに支柱となるパイプを打ち込みます。そして布パイプ(横)、つなぎパイプ(垂直)、控えパイプ(斜め)を取り付けて補強しましょう。
パイプ同士の連結にはクランプを使います。直角に固定したい場合は直交クランプ、さまざまな角度で固定したい場合は自在クランプを使用しましょう。これで安全鋼板を設置するための骨組みが完成です。
3. 鋼板の取り付け
完成した骨組みに、安全鋼板を取り付けます。上段と中段のフックボルトは布パイプにひっかけるように、下段のフックボルトは布パイプを乗っけるように取り付けましょう。フックボルトとは、安全鋼板とパイプを固定するための金具です。安全鋼板を重ね合わせる場合は、アール部分を重ね合わせます。これで安全鋼板による仮囲いの完成です。
安全鋼板を取り付ける際は、安全面を考慮して、必ず2人以上で行うようにしましょう。また、指を挟んだり、安全鋼板が落下したりしないように、注意してください。風や雨が強い日の作業は危険が伴うため、避けましょう。
4. 安定性の確認
最後に安定性の確認を行います。主なチェック項目は以下のとおりです。
【安定性のチェック項目】
- 水平や垂直
- クランプの緩み
- 見た目
水平や垂直は測定器を活用することで、正確に測定できます。また、クランプの緩みがあると、仮囲いが倒壊してしまう可能性もあるため、チェックが必要です。さらに、安全鋼板の金具や角部が露出していると、ぶつかったりひっかけたりして、ケガをしてしまうかもしれません。保護カバーや養生テープで覆うのがおすすめです。
そして最後に自分の足と目で現場を確認することで、隠れた危険にも気づけるでしょう。
安全鋼板の仮囲いを設置する際の注意点
安全鋼板の仮囲いを設置する際の注意点は、以下の3つです。
【安全鋼板の仮囲いを設置する際の注意点】
- 設置作業は2人以上で行う
- 悪天候時の設置作業は避ける
- 安全対策を行う
安全鋼板は重さがあるため、単独での作業は危険が伴います。基本的に2人以上で行いましょう。また、風の強い日や雨天時の設置も危険です。転倒リスクや視界不良による事故の可能性があります。
さらに、安全対策も忘れてはいけません。安全鋼板は金具が表面に出ている仕様なため、皮膚や衣類をひっかけないように、細心の注意が必要です。手袋や作業着を着用しましょう。
安全鋼板の購入は「仮設資材市場」がおすすめ
安全鋼板の購入は「ゲート工業株式会社」がおすすめです。自社開発と自社製造による、コストパフォーマンスの高さが魅力です。業界最安値に挑戦しており、安全鋼板もお手ごろな価格で提供しています。
| 高さ | 価格 |
| 2.0m | 0.8mm:1,600円 1.2mm:2,390円 |
| 2.5m | 0.8mm:2,390円 1.2mm:3,600円 |
| 3.0m | 0.8mm:2,400円 1.2mm:3,550円 |
※4.0mの取り扱いもございます。税別です。
スカシ板やコーナー板などの取り扱いもあります。また、安全鋼板だけでなく、幅広い仮設資材を取り扱っていますので、仮設資材でお悩みの方は、ぜひゲート工業までお気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では仮囲いの安全鋼板について詳しく解説しました。安全鋼板は仮囲いの中でもっとも安価で、耐久性や安全性にも優れています。また、塩害に強いガルバリウム安全鋼板や強風に強いパンチング安全鋼板など、種類が豊富です。厚みも選べるので、現場の状況に合わせて導入できます。
見た目が無機質なため、住宅街や商業施設など、景観との調和が求められる現場には不向きなため、注意が必要です。ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、安全鋼板を購入してください。
